ある時ふと気が付いた。この白い花の群れはハルジオンではないと。近寄って手にしてみると明らかにキク科の花ではない。花弁からも実の付き方からもどう見てもアブラナ科である。図鑑に近似した花が見当たらない。ダイコン属の変種（野生種）のように思われる。花は純白ではない。花びらの縁には薄い赤紫がさしている。確かなところはまだ判明していない。お詫びして訂正というところですな。という結論になった。(2023-04-20)

枯れ草とハルジオン　　　72ﾚ　　EF65-2074　　　　隅田川発-東京（ﾀ）　　　　　　　　　東川口-東浦和　　　　　　2019-04-16　　

春の花を探しに出たら、こんな近くで満開！でも、去年のイラクサやクズの枯草が沢山絡まってフェンスを覆い隠している。今年は沿線の整備がまだ済んでいない。まだ冬が終わっていない？一つ一つは色も形も地味なハルジオンはまとまって咲いてもやっぱり・・地味だなあ。ここで待つときには聴覚を研ぎすまさなければならない。列車の接近が前の立ち木が目隠しとなっていて見えないのだ。耳が決め手のシャッターチャンス。耳は目よりも良いから接近は何とか察知できるが、どの機関車の音かが分かるほどのマニアではない。若葉と花の良い季節、絶好の徘徊日和ではある。